タイミングは人それぞれ、ギリギリ派もみなさんはどれくらいのタイミングで給油をしていますか? 給油のタイミングは人によって異なり、給油が早い人、ギリギリの人、それぞれに理由があるようです。 JAFが行ったアンケート調査によると、最も多かったのは「4分の3くらい減ったら」、続いて「半分減ったら」「3分の2が減ったら」「警告灯が点いたら」といった順番でした。 「4分の3くらい減ったら」の理由としては、「スタンドに行く回数を減らしたい」「忙しくてこまめに入れられない」「警告灯が点くのは怖いからその前に入れる」といった意見でした。 続いて「半分減ったら」や「3分の2が減ったら」の理由としては、「常に満タンにしておきたい」「ガス欠になる心配がなくなる」「1回の給油料金の目安にしやすい」などといった意見がありました。 「警告灯の点灯」というギリギリのタイミングで給油する人は、「車体をできるだけ軽くして燃費をよくしたい」という狙いがあるようです。また燃料の残量だけではなく、できるだけ安く給油できるタイミングを狙っている人もいます。 「別に好きなタイミングで給油をすればいいんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、目安となるタイミングは存在します。 >>この記事のフォトギャラリーはここからチェック! |あわせて読みたい| ベストなタイミングとは?目安のタイミング ひとつの目安として、燃料メーターが「3分の1から半分程度」のタイミングで給油するのがおすすめです。 急に長距離運転が必要になる場合が発生するかもしれませんし、普段から使っているガソリンスタンドが休みですぐに給油できない可能性もあります。燃料が少なくなってくるとガス欠が心配になり、運転の集中力にも影響が出ます。早めの給油を心がけるほうが安全・安心です。 また、ギリギリのタイミングで給油をするのはリスクがあります。警告灯が点いてから数十キロ程度走行可能といわれていますが、走行条件によって燃費は変わるため想定より早く燃料がなくなる場合もあります。 日頃から警告灯が点いてもガス欠になったことはないという過信は危険です。もし急に停止してしまえば後続車から追突される事故や渋滞の原因になる可能性がありますし、余裕を持って給油を心がけましょう。 状況によっては早めの給油を 2023年GWのJAF出動要請のうち、10.91%が高速道路上のガス欠だったというデータがあり、普段は遠出をしない人は、燃料残量により注意が必要です。 仮に高速道路のサービスエリアやパーキングエリアにあるガソリンスタンドで給油できたとしても、市街地より価格が高いことが多いため、普段から使っているガソリンスタンドで余裕を持って給油するのが無難です。 そして燃料の残量に余裕があると、災害時の燃料切れに備えることができます。移動手段として便利なだけではなく、スマートフォンの充電やエアコンを使って暑さや寒さへの対策にも活用できます。 >>この記事のフォトギャラリーはここからチェック! |あわせて読みたい| 入れるなら満タン? 半分?給油はタイミングだけではなく量でも意見が分かれています。満タン、半分、実際のところどれくらいの給油量が望ましいのでしょうか。 メリットを比較して判断 さらに、タンク内の燃料が豊富だと、燃料ポンプへの冷却効果も高まり、部品の寿命を伸ばすことにつながるといわれています。 「燃料を満タンにすると車重が増して燃費が悪くなるのでは?」と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、1~2tの重量がある自動車からすれば、燃料の重さの影響はごく僅か。燃費効果を実感できるほどの差にはならないと言えるでしょう。 なお、ガソリンの比重は一般的に0.75前後、軽油の比重は0.82前後です。例えば、トヨタ「ランドクルーザー300」の燃料タンク(80リットル)を満タンにしても60kgほどです。 半分程度に抑えるメリットは、「価格を常にチェックし、安いスタンドを見つけるたびに給油する」という柔軟な対応ができる点です。しかし、いざというとき燃料不足になるリスクがあり、またガソリンスタンドに行く手間が増えるため、時間に余裕がない人にはデメリットになる可能性があります。 燃料にも気持ちにも余裕のあるドライブを (終わり) (写真:アフロ、トヨタ) >>この記事のフォトギャラリーはここからチェック! |あわせて読みたい| |
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