改良版「GRヤリス」は発売日＆価格未定の“デカッ羽根仕様”に人気集中　激しい争奪戦になる可能性も ...

GRヤリスが一部改良を受けて登場

2025年4月11日、トヨタは「GRヤリス」の一部改良モデルを発表しました。

GRヤリスは、専用設計の1.6L直列3気筒ガソリンターボエンジンと、スポーツ4WDシステム「GR-FOUR」を組み合わせ、モータースポーツを起点とした市販車開発の象徴として2020年に誕生したコンパクトスポーツカーです。

2025年の一部改良では、2024年のマイナーチェンジで追加された8AT（GR-DAT）の改良や、シャーシを締結するボルトの変更、ショックアブソーバーと電動パワーステアリング（EPS）のチューニングなど、走行性能が高められています。

さらに、操作性の向上として、インテリアのレイアウトやメーターの視認性を向上させる改良が施されました。

また、2025年秋以降に販売予定のメーカーオプション「エアロパフォーマンスパッケージ」は、冷却性能と空力性能を向上し、高速時の安定性をさらに高めた仕様です。

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通常モデルの受注はすでにスタート

そんなGRヤリスに対して、インターネット上では「さらなる進化を遂げた新型のハンドルを握れる日が待ち遠しい」「ようやく契約までたどり着きました。長く待っていたので、納車が本当に楽しみです」といった、関心の高さがうかがえるコメントが見られます。

一方で、「そもそも購入できるのか？」「『エアロパフォーマンスパッケージ』は秋以降に予定されているが、年内発売なのか」といった声も少なくありません。

地方の販売店の担当者は、この点について次のように話します。

「通常モデルに関しては、4月11日の発表より店頭での注文を受け付けています。現時点では受注停止という状況にはなっておらず、問題なくオーダー可能です。

ただし、『エアロパフォーマンスパッケージ』については、現時点では販売店側にも詳細情報は届いておらず、受注の案内ができない状況です。通常モデルよりも販売枠が限られているため、受注が始まれば激しい争奪戦になる可能性が高いです。」

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エアロパフォーマンスパッケージは争奪戦か

また、都内の販売店担当者は次のように話します。

「正直なところ、通常モデルのお問い合わせは少なく、『エアロパフォーマンスパッケージ』に関するお問い合わせが増えています。

正式な情報が未公表であるにもかかわらず、商談予約を希望するお客様もいます。ただし、価格や発売日などが未定であるため、ご案内が難しいのが現状です。

情報のご案内まで、しばらくお待ちいただきたいと思います。」

こうした『エアロパフォーマンスパッケージ』のような限定装備を追加したモデルは、販売台数が絞られることが一般的で、発売前から注目度が高まる傾向にあります。

受注開始のタイミングや台数の割り当て次第では、購入希望者間で競争が激化する展開も予想されます。

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エアロパフォーマンスパッケージの発売日は未定

GRヤリスは当初、注文時期によっては納車までに約1年かかったケースもありました。こうした背景から、今回の改良モデルに関してもユーザーから納車時期を気にする声が目立ちます。

前出の地方の販売店担当者は、納期について次のように話します。

「現時点でのメーカーからの案内では、製造開始は6月以降のため、納車は最短でも2025年秋以降になる見込みです。

注文日が1日異なるだけでも出荷順序が後ろにずれてしまい、納期が大きく遅れる可能性があります。店舗により異なりますが、現時点で注文いただければ年内納車が可能な見込みです。

ご検討中の方は販売店にご相談いただければ、最新の状況をご案内します。」

GRヤリスの通常モデルの納車時期は変動していますが、比較的入手しやすい状況です。

一方で、「エアロパフォーマンスパッケージ」については、販売店側でも具体的な情報が不透明な状態が続いています。2025年秋以降に予定されているものの、販売開始日や詳細については依然として明確な発表がなく、現時点では入手難易度も未知数といえそうです。

（終わり）

（写真：トヨタ）

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