パスワード再発行
 立即注册
検索

新型フォレスター“X-BREAK”公道試乗 17インチがもたらすフィーリング

2018-8-24 07:00| post: biteme| view: 799| コメント: 0|著者: 文:河口 まなぶ/写真:望月 浩彦

摘要: 数値以上にワイドでタフな印象を与えるエクステリア 新型フォレスターはNYショーでの登場時から、「見た目が以前と変わらない」という意見が多い。しかしながら、実物を陽の光の下で見るとかなり違っているように感 ...

新型フォレスター“X-BREAK”公道試乗 17インチがもたらすフィーリング

数値以上にワイドでタフな印象を与えるエクステリア

新型フォレスターはNYショーでの登場時から、「見た目が以前と変わらない」という意見が多い。しかしながら、実物を陽の光の下で見るとかなり違っているように感じる。実際に伊豆サイクルスポーツセンターでクローズドコース試乗会が開催された時に先代モデルとのデザインの比較ができたが、その時に見比べた印象では新型の方が力強い印象を与える、ギアっぽさが増したデザインだ。

例えばボンネットフードには抑揚が付けられて、左右のライトの上にはっきりと“峰”が設けられた造形で、前後タイヤハウス周りに与えられたキャラクターラインも力強く、眺めた時にいかにも力強く地面を踏みしめている感がある。先代よりも遥かに骨太な感覚が漂う。

最も違うのは正面から見た時の縦横の比率だろう。理由はそのボディサイズで、新型フォレスターは先代型に比べると全幅では15~20mm拡大されたが、全高はほぼ同じ。実際に正面から見比べると、先代モデルは縦横比が縦長なのに対して、新型は横長。それによって新型は数値以上にワイドに見えてどっしり感がある。そしてそこに先代以上に彫りの深いキャラクターラインやパネルの凹凸が加わることで、筋肉質な感じが表現されている。それゆえにタフな印象を与えるのだ。

静粛性の高さと優れた視界性による取り回しの良さが印象的

前回はまだナンバーが交付されていなかったためクローズドコースでの試乗に限られたが、今回は2.5Lエンジン搭載車にナンバープレートが交付されたため公道での初試乗を行う機会を得た。そのグレードは、前回オフロードでしか試乗できなかった「X-BREAK(エックス ブレイク)」である。

X-BREAKが他のグレードと大きく違うのは、このモデルのみが17インチ&オールシーズンタイヤを装着していること。他の2.5Lエンジン搭載モデル(ベースグレードのTouringは17インチ&サマータイヤ)や、e-BOXER搭載車の場合は18インチ&サマータイヤを装着しており、これは乗り味、走り味に大きな違いをもたらす要素になる。

では果たして、X-BREAKの乗り味走り味はどうだったか? 結論からいえば、伊豆サイクルスポーツセンターで試乗した18インチ装着車では感じられなかった独自のフィーリングを確認することができた。これに関しては後ほど記すとして、まずはフォレスターそのものを公道で初めて試した印象から記していこう。

まず印象的だったのは、前回も感じた先代からの静粛性の向上が、公道では一層説得力のあるものとして感じられたことだった。特に走行中のロードノイズの低さが印象的で、この静けさによってあきらかに1クラス上を感じさせる室内空間が構築されている。

また新型は先代よりもボディサイズがアップしているものの、街中での取り回しがとても楽だったことも印象的だった。スバルはもともと「0次安全」と称して優れた視界性を確保することを基本としているが、新型でもそれはしっかり継承されており、今回のデザインでは先に記した左右のヘッドライト上あたりの“峰”が、運転席から見るとボンネットの左右端に位置することになるため見切りが向上した。なので以前よりもワイドになりながらも取り回し性は向上しているのがポイントだ。

17インチのX-BREAKならではの乗り心地の良さ

そしてX-BREAKならではのフィーリングといえるのが乗り心地の良さだ。伊豆サイクルスポーツセンターで試乗した時には、試乗車は全て18インチ&サマータイヤだったが、今回のX-BREAKは17インチ&オールシーズンタイヤ。ご存知のようにホイールサイズが小さくなってタイヤの扁平率が上がることで、タイヤの縦バネがソフトになるために乗り心地がよくなる。これに加えてオールシーズンタイヤはサマータイヤよりもトレッド面が柔らかいため、路面との当たりがマイルドになることで、より一層滑らかな乗り心地になっていたのだった。

そもそも、前回18インチ&サマータイヤで試乗した際にも、新型フォレスターは乗り心地が相当に良くなったという評価だった。そして今回、公道でX-BREAKに試乗すると、その印象はさらに良いものになったのだった。また2.5Lのエンジン搭載車は、先代フォレスターが持っていた、しなやかで軽快なSUVらしからぬハンドリングも受け継いでいる。そしてこれは公道でも同じように感じられたし、X-BREAKではさらに先のタイヤによる乗り心地の良さが加わったことで、とても爽快な乗り味走り味を手に入れるに至ったのだ。

2.5LのエンジンとCVTの組み合わせは街中で乗ると、エンジン回転が3000回転を超えることはほぼないので、CVTの変速に関して違和感を覚えることが少ないのがポイント。またこの領域であればむしろCVTがエンジンの力をうまく伝達してくれるので、アクセルをわずかに開けるだけでグイグイと力を生み出してくれて走りやすい。燃費に関しては常にリッター10km以上を実現していたが、2.5Lという排気量のSUVであることを考えれば上出来ではないだろうか? できればもう少し良いと嬉しいところではあるが。

アイサイト・ツーリングアシストの進化も体感できた

アイサイト・ツーリングアシストに関しては、このフォレスターが初めてというわけではないが、基本性能が向上したSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)との組み合わせで、さらに価値あるものになったといえるだろう。というのも、前走車との間隔の取り方の絶妙さや、加減速における反応の良さなどが進化しており、それがこの新型フォレスターでも体感できるものとなっていた。

今回公道で初めて新型フォレスターを試乗してみて、新世代のSGPはやはり高い実力を備えていると確信できた。インプレッサ、XVときて今回のフォレスターと試乗してみると、基本性能の高さが大幅に進化しており、その走りが1クラス上になっていることがわかる。そう考えると今後登場するモデルに関してもかなり期待が持てるといえるだろう。

まとめると、新型フォレスターは実際に見てみるとデザイン的にも大きな進化を遂げており、見るほどに先代との違いを感じ取れるものに仕上がっていた。そして同時にその走りや安全性に関しても、先代を確実に上回るものとなっていたということである。今後は別の2.5Lエンジン搭載車や、マイルドハイブリッドであるe-BOXERを試乗してみて、また報告したいと思う。

スペック

【 X-BREAK (2.5L) 】
全長×全幅×全高=4625mm×1815mm×1730mm
ホイールベース=2670mm
車両重量=1530kg
駆動方式=4WD
エンジン=2.5L水平対向4気筒DOHC
最高出力=136kW(184ps)/5800rpm
最大トルク=239Nm(24.4kg-m)/4400rpm
トランスミッション=CVT
サスペンション=前:マクファーソンストラット式
        後:ダブルウィッシュボーン式
タイヤサイズ=225/60R17
JC08モード燃費=14.6km/L
WLTCモード燃費=13.2km/L
使用燃料=レギュラーガソリン
車両本体価格=291万6000円


さようなら

なるほど

共感した

ありがとう

相关分类

Archiver|携带版|BiteMe バイトミー

GMT+9, 2025-1-19 17:12 , Processed in 0.079630 second(s), 17 queries .

Powered by Discuz! X3.5

© 2001-2025 BiteMe.jp .

返回顶部