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僭越ながら、第一回「国民車オブ・ザ・イヤー2018」を決定してみた(一人で)

2019-1-21 07:00| post: biteme| view: 563| コメント: 0|著者: 文:伊達軍曹

摘要: 筆者が試乗した国民車候補の16モデルがノミネート 昨年の夏頃よりここcarview!にて新時代の国民車、すなわち「安価だが高機能かつ低燃費で、それでいて大のオトナが乗るにふさわしいおしゃれ感もある実用車」を探し ...

僭越ながら、第一回「国民車オブ・ザ・イヤー2018」を決定してみた(一人で)

筆者が試乗した国民車候補の16モデルがノミネート

昨年の夏頃よりここbtyにて新時代の国民車、すなわち「安価だが高機能かつ低燃費で、それでいて大のオトナが乗るにふさわしいおしゃれ感もある実用車」を探してきた。

本稿の正確な公開日が1月の何日になるかは知らないが、おそらくはまだまだお屠蘇気分が抜けていない頃合いであるはず。であるならば、やるべきことはひとつしかない。「昨年をあらためて振り返り、まとめ、それを新しい年に活かす」である。

ということで本稿では、昨年1年間(というか実質5カ月間)に実地調査を行った国民車候補16モデルを対象に、日本カー・オブ・ザ・イヤー様をパクった「国民車オブ・ザ・イヤー2018」を勝手に主催し、ひとりで勝手に投票したいと思う。

まず、日本カー・オブ・ザ・イヤー様でいうところの「ノミネート車」は下記のとおりだ。

【NOMINATED CAR】
1. ダイハツ ミラ トコット
2. ホンダN-BOX
3. ダイハツ ブーン スタイル
4. スズキ ジムニー
5. マツダ デミオ
6. 日産マーチNISMO S
7. スズキ ジムニーシエラ
8. スズキ スイフトスポーツ
9. スズキ ソリオ
10. スズキ クロスビー
11. トヨタ カローラ スポーツ
12. スバル インプレッサスポーツ
13. ホンダ シャトル ハイブリッド
14. トヨタ シエンタ
15. 日産ノートe-POWER
16. 日産セレナe-POWER

ノミネート車は、2018年7月から2018年12月までに筆者が当企画向けに試乗した車のすべてである。ただし「日産ニューモビリティコンセプト」だけは非販売車両ということで除外している。

筆者は日本カー・オブ・ザ・イヤーについてぜんぜん詳しくないのだが、公式サイトによれば、ノミネート車のなかからまずは「10ベストカー」というのを選出するらしい。

本家のほうは今回、計27台のノミネート車から10台を選出したようだ。ならばパチモノであるこちらもそれと同比率にして、「16台のなかから選んだ6ベストカー」をまずは選出してみよう。選出基準は冒頭で挙げたとおりである。すなわち、

・安価か?
・それでいて高機能かつ低燃費か?
・大のオトナが乗るにふさわしいおしゃれ感もある実用車か?

という3つのポイントだ。

ただし本家と違ってこちらの選考委員は筆者ひとりしかいない。極力フラットに審査するつもりではあるが、どうしたって主観(要するに好み)が少々混じってしまうことは、あらかじめご承知おきいただきたい。

スズキ強し! 6ベストカーにはスズキが3台

そして審査の結果、国民車オブ・ザ・イヤー2018の「6ベストカー」は以下のとおりと決定した。ちなみに下記の掲載順は「評価が高い順」ではなく、「筆者が試乗したグレードの価格順(安い順)」である。

【6 BEST】
1. ホンダN-BOX
2. マツダ デミオ
3. スズキ スイフトスポーツ
4. スズキ ソリオ
5. スズキ クロスビー
6. スバル インプレッサスポーツ

本命とも思われたスズキ ジムニーシエラが6ベストに選ばれなかったのは「乗りたくてもモノがない」というのが理由だ。直近の納期は1年以上待ちとのこと。

またホンダ シャトルは良き実用車であると感じたものの、ハイブリッドZ Honda SENSINGの場合で246万9960円というなかなかの車両価格とインテリアの質感が見合ってないという理由で敗退した。トヨタ シエンタは運転フィールがあまりにも無味無臭である点が評価を分けた。

ついに決定! 栄冠は“ちょうどいい”あの車に

さて、いよいよ「国民車オブ・ザ・イヤー2018」を決めなければいけない……わけだが、これは本当に迷った。なぜならば今回の「6ベストカー」はどれも大衆実用車として非常に素晴らしく、甲乙など付けがたいからだ。

筆者が本家カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員になることは2000%ないと思うが、本家選考委員の皆さまの大変さを初めて知った次第である。また、車に限らず「物事に点数を付ける」という行為の無意味さも痛感した。そこに現れているのは「個性や事情の違い」でしかなく、「優劣」ではないからだ。

とはいえ勢いでこの企画を始めてしまったからには決めるしかない。ということで、決定した。

【国民車オブ・ザ・イヤー2018】
ホンダ N-BOX
本田技研工業株式会社
(受賞理由)
ニッポンの道路と家族にちょうどいい扱いやすいサイズで、ポップなスタイリングと抜群のユーティリティ性を実現。インテリアはセンス良好で、収納スペースも充実していて機能性も高い。そして走行フィールは軽トールワゴンの常識を超えたきわめて高レベルなもの。ある程度気持ちよくドライビングを楽しめて、燃費も良好である。
・試乗グレード/G・L Honda SENSING(FF)|149万9040円

【エモーショナル部門賞】
スズキ スイフトスポーツ
スズキ株式会社
(受賞理由)
実用コンパクトカーとしての基本的な要件を十分満たしながら、下手なスポーツカー顔負けの走行性能は新鮮であり、また刺激的でもある。走り出せばいかにもスイフトらしいハンドリングとトルクフルなエンジンにより「良き車が手元にあることの歓び」を満喫できる。内装の質感も高く、あらゆる面においてエモーショナルであることを大いに評価した。
・試乗グレード/セーフティパッケージ・全方位モニター用カメラパッケージ装着車 2WD 6AT|205万9560円

【ファミリーモビリティ部門賞】
スズキ ソリオ
スズキ株式会社
(受賞理由)
ファミリーユースに重きをおいて開発されたというソリオは、結果としてファミリー層に媚びることなく、どのようなユーザーにも受け入れられる本格的な乗り味の車になった。大柄な車が主流の中、全幅を抑えたハイトワゴンスタイルは新鮮で、比較的手頃な車両価格でありながら、高度な走行性能と抜群の居住性・積載性を実現している点も高く評価した。
・試乗グレード/ハイブリッドSZ|217万9440円

【国民車オブ・ザ・イヤー実行委員会特別賞】
スバル インプレッサスポーツ
株式会社SUBARU
(受賞理由)
審査対象グレードは2Lではなく1.6L。走行安定性と操舵フィールの良さ、インテリアの質感に関しては全ノミネート車のなかでもトップレベルで、「国民車オブ・ザ・イヤー2018」に選ばれても不思議はない。ただし実燃費が今ひとつということと、それ以上に「他のノミネート車より明らかに車両価格が高い」という理由から、特別賞にとどめるべきと判断した。
・試乗グレード/1.6i-L EyeSight S-style 232万2000円

惜しくも何らの賞も受賞しなかったマツダ デミオとスズキ クロスビーだが、もちろんそれらも大変に素晴らしい大衆実用車であった。繰り返しになるが今回の「6ベストカー」に優劣はなく、それぞれ個性と事情の違いがあるだけなのだ。

ということで、本年も(国民車会議が続くようであれば)よろしくお願い申し上げます。

国民車とは?

今、「新時代の国民車」が待たれている。いや、それを待っているのはわたしだけという可能性もあるわけだが、筆者が考える新時代の国民車とは以下のようなクルマだ。

「安価だが高機能かつ低燃費で、それでいておしゃれ感もある、程よいサイズの実用車」

100万円台でまるっと買えるのが望ましく、それが難しい場合でもせいぜい200万円台前半ぐらいまで。自動車オタクが求めがちなマニアックな諸性能はどうでもよく、どんな状況でも普通か普通以上ぐらいに気持ちよく運転でき、燃費が良くて維持費も安く、人と荷物をある程度積載できて、邪魔くさくないサイズで、それでいて大のオトナが乗るにふさわしい質感とデザインも備えているクルマ。

……そんなある意味ぜいたくな一台を探し出すため、筆者はこのたび「一般社団法人 全日本国民車評議会」を(脳内で)設立し、実地調査に乗り出すことにした。

【国民車調査バックナンバー】
■第1回 ダイハツ ミラトコット
たとえば中年おやじがミラ トコットに乗るとどう感じるのか?

■第2回 スズキ ジムニー、ジムニーシエラ
ジムニーとジムニーシエラは街乗り車としてどうなのか?

■第3回 日産 オールラインナップ
日産オールラインナップ試乗会でノートe-POWERほか4モデルの国民車度を調査

■第4回 スズキ スイフトスポーツ
スズキ スイフトスポーツはかっ飛ばさなくてもまっ当な実用車=国民車か?

■第5回 トヨタ カローラ スポーツ
総額ほぼ300万円。今度のカローラは理想の国民車になるか?

■第6回 ホンダ シャトル
使い勝手抜群のホンダ シャトルが国民車候補としては悩ましいワケは?

■第7回 ホンダ N-BOX
ホンダ N-BOXはニトリ的ステキさで非自動車マニアを惹きつける有力国民車候補

■第8回 スズキ ソリオ
初代カングーを思わせるスズキ ソリオは家庭を持つ国民の良き道具となる

■第9回 トヨタ シエンタ
トヨタ シエンタは家族や趣味を大切にする人の実用的な国民車となるだろう

■第10回 スバル XV
スバルXVは素晴らしい車だが国民車に相応しいか? の答えは「No」となる

■第11回 ダイハツ ブーン
ぬいぐるみ系デザインの完成形ダイハツ ブーンは国民車としてどうか?

■第12回 スズキ クロスビー
スズキ クロスビーは国民車目線でも単なる道具に納まらない実用小型車

■第13回 スバル インプレッサスポーツ
スバル インプレッサは安価でも高級な乗り味をもつゴルフ要らずな国民車だ

■第14回 マツダ デミオ
マツダ デミオは世界基準の国民車候補だがグレード選びが悩ましすぎる


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